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2019.06.02

【土木一式工事】ってどんな工事?わかりやすく解説

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建設業のみなさん、こんなお悩みありませんか?

✔うちの工事は「土木一式工事」にあたらないの?

✔土木工事って土工工事と一緒じゃないの?

✔「土木一式工事」の実績を上げたいんだけど…

この記事では「土木一式工事」の考え方についてわかりやすく解説しています。

土木一式工事とは?

建設業の工事に「土木一式工事」という工事があります。建設実務を行っているの方の中には「とび・土工」工事のことを「土木」と呼んだりする方が多いですが、建設業法上の工事としては別物なのでご注意下さい。

ところで、土木一式工事とは「総合的な企画、指導、調整のもとに土木工作物を建設する工事(補修、改造又は解体する工事を含む)」とされています。「総合的な」とあることから、基本的には元請として請け負うようなしごとを想定しています。一括下請負禁止を防止するためにこのような運用になっているのですね。

土木一式工事の具体例として、トンネル工事,橋梁工事,ダム工事,護岸工事などを一式として請負うものが挙げられます。ちなみに、そのうちの一部のみを請け負う場合は,それぞれの該当する工事になります。例えば、土木一式工事のうち、舗装だけを請け負うという場合は、「舗装工事」に該当します。

 

他の工事との境目

「この場合どっちの工事に該当するんだろ?」という状況もあると思います。以下、具体例でご説明します。

⑴プレストレストコンクリート工事
プレストレストコンクリート工事は通常「とび・土工・コンクリート工事」に該当しますが、橋梁等の土木工作物を総合的に建設するプレストレストコンクリート構造物工事は「土木一式工事」に該当します。

⑵「土木一式工事」と「管工事」と「水道施設工事」
 ①公道下等の下水道の配管工事及び下水処理場自体の敷地造成工事は「土木一式工事」にあたります。
 ②家屋その他の施設の敷地内の配管工事及び上水道等の配水小管を設置する工事は「管工事」にあたります。
 ③上水道等の取水、浄水、配水等の施設及び下水処理場内の処理設備を築造、設置する工事は「水道施設工事」にあたります。
 ④農業用水道、かんがい用排水施設等の建設工事は「土木一式工事」にあたります。

 

まとめ

以上「土木一式工事」について説明してきました。もう一度確認すると、土木一式工事は「総合的な企画、指導、調整のもとに土木工作物を建設する工事(補修、改造又は解体する工事を含む)」であり、基本的には元請として請け負う工事を想定しています。経審の点数を挙げるために「土木一式工事」として工事経歴をあげたい場合もあると思いますが、なかなか難しいのが現状です。「うちの工事は土木一式工事じゃないの」という方は是非一度ご相談下さい。

 

【記事の執筆者】

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