産廃収運業の種類について

産廃収集運搬業の種類

収集運搬業には、収集運搬する産業廃棄物の種類による分類と、積替え保管を行うか否かの分類があります。

簡単に言えば、「何を運ぶのか」と「積替え保管するか」で分類され、以下の4通りに分類できます。

・産業廃棄物収集運搬業許可(積替え保管なし)

・産業廃棄物収集運搬業許可(積替え保管あり

・特別管理産業廃棄物収集運搬業許可(積替え保管なし)

・特別管理産業廃棄物収集運搬業許可(積替え保管あり

 

産廃収運業を行う方のほとんどが建設業者さんです。建設業の現場で出たがらを運んでほしいと依頼されたりすることが多いようです。それ以外では清掃業者さんや不動産管理業者さんも多いですね。産廃収集運搬業だけでやっていく方はほとんどいらっしゃいません。

​ところで、産廃収集運搬業を真面目にやっていきたい方にとっては、積替え保管というのは魅力的です。というのも、ある程度たまってから処理場に運んだ方がコスト的にメリットがあるからです。そこで、積替え保管を検討される業者さんが多いです。

しかし、実際の行政の運営上、積替え保管はかなり許可取得が困難です。というのも、積替え保管をするもっともな大義名分がないと許可を認めてもらえないからです。例えば、処理場があまりにも遠いため、少量でも処理場に運搬しなければいけないというのは不合理である、などが考えられます。

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